世界中からクールジャパンとして、注目を浴びている華麗な着物。
確かに祇園など歴史ある街に、風光明媚な着物はとても美しく映えます。
その着物に使われている柄には、種類がある事をご存じでしたか?
洋服文化が中心になった現代日本人も知らない、着物の奥深い代表的な柄を今回はご紹介します。
【着物に使われる代表的な柄】
●吉祥文様(きっしょうもんよう)
吉祥文様は縁起が良く、不良長寿を願って使われている柄です。
有名なものは、「千年生きる鶴」「万年生きる亀」「龍」「松竹梅」など、縁起物の柄が良く用いられます。
●有職文様(ゆうそくもんよう)
公家文化で使用されていた高貴な柄です。
有名なものは「花菱」「亀甲紋」「七宝」など、洋服でも用いられています。
●その他
植物は「梅」「椿」「桜」や、生き物は「ウサギ」「オシドリ」「クジャク」など、美しいものが良く用いられています。
ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
街中で着物を見かけたら、観察してみると面白いかも知れませんよ。
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